円谷ウルトラファンサイト・ウルトラマンシリーズの第1時期、第2次期の別け方について

ウルトラマンシリーズの第1時期、第2次期の別け方について

ウルトラシリーズは、通例第1次(第1期)、2次(2期)と分けられますが、基本的な分け方は、 第1次シリーズQ、初代マン、セブンは、円谷英二存命中に、英二監督の監修の下作られた作品をさします。

セブンの後、怪獣ブームが一旦沈静化し、妖怪ブーム(ゲゲケの鬼太郎など)になったため、 ウルトラシリーズはセブンで一旦区切るのが慣例です。

 第2次シリーズ帰マン〜レオは、一旦沈静化したブームが、再放送で再び盛り上がり、円谷英二監督亡き後に、 円谷一監督をリーダーに作られたシリーズを言います。

この時期は、平行して放映されていた仮面ライダーのブームもあり、通常「変身ブーム」とも言いますが、 72年ごろは大変な人気であったものの、73年暮れの石油ショックでの物価高騰などで特撮の採算が難しくなり、 レオで一旦幕を閉じます。

その後、系列局変更〜それまで関西では、TBSの放送は朝日放送がやっていたのが、 75年4月よりTBSは毎日放送に流れるようになった〜ことも含めて、ここで一旦切るのが慣例です。

 第3次シリーズはアニメのザ・ウルトラマンと80の2作で、 ヤマトやスターウォーズのブームに乗ってシリーズは再開したものの、 ファンの要望に合う作品ではなく(当時、アニメや学園ものの人気に頼ったと非難ごうごうでした)

また当時はアニメ人気で、特撮ものは人気が長続きせず、80でシリーズは終わります。 ちなみに80でシリーズが打ち切りになった直接の理由は、裏に鉄腕アトムが始まり、 80の視聴率ががたがたになったことがあるそうです。

 その後、ティガ以降の平成シリーズは、基本的に10年何とか続いており、1本とも見なされますが、 毎日放送キー局のティガ〜コスモスと、CBCになったネクサス以降を分けるファンもあります。 文:棺桶のジョー

 

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